日本近海における波浪・海流相互作用の描像と次世代モデリングの探求

• 研究領域: マクロ沿岸海洋学：陸域から外洋におよぶ物質動態の統合的シミュレーション
• 研究課題/領域番号: 25H01904
• 研究種目: 学術変革領域研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 学術変革領域研究区分(Ⅳ)
• 研究機関: 神戸大学
• 研究代表者: 藤原 泰 神戸大学, 海事科学研究科, 助教 (60963569)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円); 2025年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
• キーワード: 波浪 / 波と流れの相互作用 / 海洋モデリング / 波浪モデリング

研究開始時の研究の概要

沿岸海洋シミュレーションにおいて、波浪の影響を表現すべき時代に突入している。しかし、海洋予測システムの構成要素を無闇に増やして複雑化させることは、かえって予測精度を下げることにつながる。本研究では海洋モデルと波浪モデルの接続の有無を切り替えて波浪・海洋相互作用の実態を明らかにし、次世代の沿岸海洋予測精度向上に資する知見を提供する。はじめに海流から波浪への影響、続いて波浪と海洋が双方向に影響する結合シミュレーションを実施し、双方向の影響の大きさやその背後のプロセスを日本近海域で評価する。