研究領域 | マテリアマインド:物心共創人類史学の構築 |
研究課題/領域番号 |
25H01934
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
服部 裕子 京都大学, ヒト行動進化研究センター, 助教 (60621670)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
2025年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 進化 / 音楽性 / リズム生成 / 道具使用 / 霊長類 |
研究開始時の研究の概要 |
音楽は、社会集団のメンバーの感情的なつながりを強めるという意味において、ヒトの文明で重要な役割を果たしてきた。特にリズムや時系列的構造における音楽性は、メロディよりさらに進化的起源が古く、いくつかの特徴は類人猿にも共有されている可能性も示唆されている。しかしながら、表現の時系列的構造に関係する生理的メカニズムや、リズム構造が複雑化する要因、また物体の統合過程など詳細な研究は行われてこなかった。そこで本研究は飼育下のチンパンジーを対象に、聴覚ディスプレイのリズムおよび時系列的構造に焦点をあて、身体運動と内的(覚醒)状態との関係、物体利用の効果、進化的要因について実験的に検討する
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