研究領域 | 極稀事象で探る宇宙物質の起源と進化:新たな宇宙物質観創生のフロンティア |
研究課題/領域番号 |
25H02166
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅱ)
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研究機関 | 宮城教育大学 |
研究代表者 |
福田 善之 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (40272520)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2025年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | ニュートリノ / 2重ベータ崩壊 / 液体シンチレーター / 極低放射能環境 / ジルコニウム |
研究開始時の研究の概要 |
素粒子の標準理論を超えた物理現象であるニュートリノを放出しない二重ベータ崩壊を観測しようとする実験が世界各地で実施されているが、未だ発見には至っておらず、Xe-136を用いたKamLAND-Zen800が半減期の下限値を得るに留まっている。一方、ZICOS実験ではZr-96が溶解する液体シンチレータを用いて探索する計画である。本研究は、ZICOSの実証実験として合成超高純度石英ガラスによる特製丸底フラスコを用いた検出器を製作し、極低放射線環境下においてZr-96を含有する液体シンチレータを用いてニュートリノの放出を伴う二重ベータ崩壊事象観測し、世界最高感度で半減期を測定する計画である。
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