研究領域 | 細胞内共生オルガネラのゲノム制御:技術革新から生命現象の理解と応用へ |
研究課題/領域番号 |
25H02301
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
山本 哲也 北海道大学, 化学反応創成研究拠点, 特任准教授 (40610027)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ミトコンドリアDNA / 転写制御 / 核様態 / TFAM / ミセル |
研究開始時の研究の概要 |
ミトコンドリアDNA(mtDNA)の転写量は、転写因子であるTFAMの濃度に対して非単調な依存性を示す。TFAMはmtDNAと結合して核様体を形成することがこの非単調性の原因であると考えられる。核様体はTFAMの液液相分離によって形成されると考えられてきたが、最近の実験が明らかにした核様体の特徴は、ミセルと類似している。本研究の目的は、申請者が構築してきた核内構造体形成の理論モデルをミトコンドリア核様体に拡張し、mtDNAの転写制御機構を理論的に明らかにすることである。本研究では、①核様体をミセル様構造体として考える点と②ミセル様構造体の特徴が転写制御に与える寄与を解析する点で独創的である。
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