研究領域 | グローバル南極学:大変化する氷床と地球環境の連鎖をつなぐ |
研究課題/領域番号 |
25H02635
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅳ)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
木野 佳音 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (20963234)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 南極 / 水同位体 / アイスコア / 大気の川 / エミュレータ |
研究開始時の研究の概要 |
従来、気候モデルの精度検証には南極氷床コアの水同位体比から推定した過去の気温変動が重要指標とされてきた。しかし最新研究により、この水同位体比は平均的な気候よりも、大雪などの短期的気象現象に強く影響されることが判明した。本研究では、気象要素を考慮できる新たな水同位体モデルを開発し、南極氷床コアに記録される降雪の水同位体比の形成メカニズムを解明する。さらに、他の古気候データから日降雪量の確率分布を推定する手法を構築し、気象現象と気候変動を結びつけることで、南極の過去気温復元と気候モデル評価の精度向上を目指す。
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