研究領域 | グローバル南極学:大変化する氷床と地球環境の連鎖をつなぐ |
研究課題/領域番号 |
25H02637
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅳ)
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
近藤 研 名古屋大学, 環境学研究科, 研究員(学振PD) (31006919)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 氷床 / 氷河 / 南極 / 氷底湖 / リモートセンシング |
研究開始時の研究の概要 |
南極氷床は、沿岸部の氷河流動の加速によって多量の氷を失っている。氷河流動は、底面の滑りやすさを決める底面水文環境に重要な影響を受けて変動する。しかしながら、厚い氷の下で生じる水文環境の観測は難しく、底面水文環境の変動メカニズムは理解されていない。中でも、氷床底面に形成する「氷底湖」の形成・変動機構については理解不足が著しい。本研究は、東南極の沿岸部において未発見の氷底湖を広域で検出し、その変動を数十年スケールで定量化する。氷底湖の時間変動から湖の水収支を解明し、氷床底面における水文環境変動の実態を理解するとともに、それが氷河流動に与える影響を解明することが本研究の目的である。
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