研究領域 | 法と人間科学 |
研究課題/領域番号 |
26101706
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
和田 仁孝 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (80183127)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 医療事故 / メディエーション / 紛争解決 / インフォームド・コンセント / 医療対話推進者 / 医療安全 / 対話 / 医学教育 / 医療メディエーター / 医事法 / 医療紛争 / 国際情報交換 |
研究実績の概要 |
本研究は、医療従事者を対象に、教育効果が高いとされるロールプレイなどの体感的学習方法に基づいて、知識のみならず実践に生かす能力をも含む「法的コンピテンス」を向上させる「法的コンピテンス養成教育プログラム」の構築をめざし、書籍、海外学会での発表のほか、既存の医療者への研修提供システムに組込み、実際に研修による人材養成を実践していくことを目標としたものである。 穂年度は最終年度であるが、研究実施の途上で、それに随伴する成果について随時公表してきた。国内外での学会発表や、翻訳書の出版等である。研修プログラムについては、神奈川県病院機構の協力を得て、初年度及び終了年度である今年度にもこれからプログラムの実施検証を行う予定である。プログラム自体については、医療事故後の初期対応を念頭に置いたプログラム、インフォームド・コンセントの実効性を高めるためのプログラム、医療倫理や法が関係する倫理場面での調整についてのプログラムを作成している。いずれも、端野医療職の能力向上を目的とするのでなく、患者側との調整や対話により、いっそう医療者、患者双方にとって満足のいくモデルを構築することを心がけた。いま一段の精錬が必要ではあるがおおむねその骨格は完成することが出来た。また、プログラムにとどまらず、研究過程で米国、台湾、中国等の研究者とのネットワークも構築され、また成果を海外でも公表することを通じて、広くこうした教育プログラムの重要性と普遍的適用可能性について、アピールすることが出来たと考えている。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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