研究領域 | ゆらぎと構造の協奏:非平衡系における普遍法則の確立 |
研究課題/領域番号 |
26103506
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
波多野 恭弘 東京大学, 地震研究所, 准教授 (20360414)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | グーテンベルク・リヒター則 / 地震の静穏化 / 大森則 |
研究実績の概要 |
地震においては、「臨界核サイズ以下のスケール」と「破壊が停止するスケール」という二つのエンドメンバーがその統計的性質を決定するので最も重要である。地震の発生率は「臨界核サイズを越えるレート」に等しい。したがって、臨界核サイズ以下のダイナミクスが重要になる。他方、地震のマグニチュードごと発生頻度は、一度発生した地震がどの程度の大きさまで成長するかで決まるので、巨大スケールまで進展した亀裂がどこで停止するかという問題になる。 前年度において、我々は微小スケールでの破壊核形成過程の問題に焦点を絞り、破壊の発生頻度に関する応力依存性に対して定量的表現を与えた。そこで2015年度においては、巨大スケールでの破壊停止ダイナミクスに焦点を絞り、断層の応力不均一性の時空発展をモデル化した単純な系を用いて、巨大スケールでの破壊停止ダイナミクスを研究した。その結果、破壊の規模別頻度分布(グーテンベルク・リヒター則)を特徴付ける指標(b値)が、断層上の応力不均一性を特徴付ける指標と直接に対応することを示した。さらに、大きな破壊の前に規模別頻度分布を特徴付ける指標が低下することを確認し、それが大破壊準備過程として必然的であることを定性的に説明した。その結果として、大きな破壊の前に小さな破壊のレートが減少することも見出した。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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