研究領域 | ゆらぎと構造の協奏:非平衡系における普遍法則の確立 |
研究課題/領域番号 |
26103511
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
車 兪徹 東京工業大学, 地球生命研究所, WPI研究員 (40508420)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2015年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | ソフトマター / プロトセル / 人工細胞 / 自己複製 / 膜小胞 / 脂質二重膜 / 生命の起源 / 自己組織化 |
研究実績の概要 |
本研究は、人工脂質膜小胞内環境において脂肪酸を合成し、それにより誘起された膜の形態変化を観察することで、内部供給された脂質がどのように二重膜あるいは小胞形成に影響を及ぼすかというダイナミクスをモデル化して考察することである。またこれにより、自己複製脳を持ったオートポイエティックな人工細胞(Protocell)の創造を目指す。 脂肪酸の生合成に関わる大腸菌の酵素9種類(FabA、FabB、FabD、FabF、FabG、FabH、FabI、FabZ、TesA)を個々に大量発現株から単離精製した。精製には各タンパク質にHisTagを付加し、NiNTAとイオン交換カラムを用いて液体クロマトグラフィーにより精製した。また、合成される脂肪酸の担体となるACP(Acyl Carrier Protein)の精製については、枯草菌由来のsfp(phosphopantetheinyl transferase)遺伝子と共発現させることで、Apo型ACPからHolo型ACPに変化させた状態で精製を行った。ACPとFabZに関しては細胞破砕後から極度な凝集化を示したため、界面活性剤tritonX-100を使用して精製を行った。精製産物の純度は、SDS-PAGE上で99%以上であることを確認した。これにより、脂肪酸合成に関わる全酵素の精製に成功した。 さらに、脂肪酸(Oleic acid)を用いたて巨大脂質膜小胞の調製方法について、ハーバード大学メディカルスクールのJW Szostak研究室の研究者と議論を交わし、調製プロトコルを共有した。 本研究期間内に、Nature Protocols (2015)、Angewandte Chemie(2014)を含む投稿論文4報と総説2報がアクセプトされ、国際学会発表10回(うち招待公演2回)を行った。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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