研究領域 | 原子層科学 |
研究課題/領域番号 |
26107519
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
廣戸 聡 名古屋大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30547427)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ピレン / コラヌレン / 酸化グラフェン / グラフェン / 直接ホウ素化 / グラフェン量子ドット / 多環芳香族炭化水素 |
研究実績の概要 |
アントラセンにヒドロキシ基を導入し、酸化することで対面型の二層アントラセンを簡便に合成できた。さらに、この二層アントラセンを前駆体として活用することにより、キラル発光特性をもつ曲面分子を合成することに成功した。 また、ピレンのホウ素化体を用いることにより一段階で積層したピレン二量体を合成することに成功した。積層した構造はX線構造解析により明らかにした。積層することにより固体中で大きなストークスシフトをもつ発光特性を示すことを明らかにした。 アニリンの酸化反応をフェナントレンに適用することにより、ピロール縮環フェナントレン二量体の合成に成功した。さらに、この分子を前駆体として利用することによってこれまで合成が不可能とされてきたお椀型分子アザコラヌレンの合成に成功した。このアザコラヌレンは中心の窒素原子の働きにより、高い電子供与能をもつことを明らかにした。このため、フラーレンと高い親和性をもち、固体中および溶液中で電荷移動相互作用を示すことを光科学測定により明らかにした。また、固体中ではキャリア移動度が劇的に増大することを見いだした。X線解析により、電荷移動相互作用の存在と優れたパッキング構造によってこの高いキャリア移動度が実現されていることを明らかにした。 また、酸化グラフェンの新規修飾法を開発した。修飾することにより、有機溶媒に可溶化した酸化グラフェンを得ることに成功した。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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