研究領域 | ナノメディシン分子科学 |
研究課題/領域番号 |
26107719
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
岩崎 泰彦 関西大学, 化学生命工学部, 教授 (90280990)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2015年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 糖鎖改変 / マクロファージ / 核酸アプタマー / 表面改質 / 細胞捕捉 / 血中循環腫瘍細胞 / 免疫治療 / クリック反応 / 糖鎖 / 表面修飾 / ヒドロゲル / 細胞接着 / DDS / セレクチン / PSGL-1 / 遊走 |
研究実績の概要 |
本研究は細胞種に由来する特異性を活かした疾病治療を可能にするポリマーマテリアルの創出を目的として企画された。具体的には,研究期間において①糖鎖改変技術により免疫細胞の表面を核酸アプタマーを修飾し,この免疫細胞で特定の癌細胞を選択的に捕捉すること,②細胞膜の糖タンパク質を担持したナノマテリアルを調製し,これを医療展開するための要素技術を集積すること,について検討した。 ①では,癌細胞の表面に過剰発現しているprotein tyrosine kinase 7 (PTK-7)に対して特異的に結合する核酸アプタマー(sgc8)を免疫細胞の表面に修飾した.糖鎖の生合成経路を介しマウスマクロファージ(RAW264.7)の表面にメタクリロイル基を誘導した.続いて,末端をチオール化したsgc8(sgc8-SH)と光ラジカル誘導剤(Eosin-Y)を添加し,可視光線を10分間照射した. RAW264.7の表面に修飾したsgc8をAlexa Fluor 488でラベル化された相補鎖を作用させることにより確認した.PTK-7を過剰発現しているヒト白血病細胞(CCRF-CEM)を穏やかに振盪しながら30分間接触させた.ネイティブの細胞やManM(-)の表面にはほとんどCCRF-CEM細胞が認められないのに対し,ManM(+)には多くのCCRF-CEM細胞が粘着していることが認められた.一部の粘着したCCRF-CEM細胞がRAW264.7細胞に貪食されることも認められた. ②では,白血球細胞由来の膜タンパク質P-セレクチン糖タンパク質リガンド-1(PSGL-1)と水溶性ポリマーの複合体を調製し,この複合体による活性化血管内皮細胞のターゲッティングを試みた。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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