研究領域 | オートファジーの集学的研究:分子基盤から疾患まで |
研究課題/領域番号 |
26111505
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
鈴木 邦律 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (20373194)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2015年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | オートファジー / タンパク質分解 / オルガネラ / 出芽酵母 / 栄養飢餓 / ストレス / 生体膜 / Atgタンパク質 / オートファゴソーム / 小胞体 / ER exit site / オルガネラ形成 |
研究実績の概要 |
単細胞真核生物である出芽酵母では、オートファジーが誘導されると、pre-autophagosomal structureと名付けられた構造体から袋状の膜が伸展して隔離膜となり、最終的に端が閉じて、被分解物を内包した球状の二重膜胞であるオートファゴソーム(以下AP)が完成する。オートファジー研究において依然として大きな問題は、AP膜の供給元の同定と膜供給の分子メカニズムである。そこで、申請者はAP膜に局在する膜タンパク質に注目した。膜タンパク質は細胞内の小胞輸送システムを介して標的となるオルガネラに供給されるので、膜タンパク質を同定することは、AP膜がどのオルガネラから供給されているのかという基本的な問いの解明に直接つながる研究となる。出芽酵母においてAP膜に局在する膜タンパク質としては、Golgiを経由してAP膜に供給されるAtg9が唯一知られるのみだった。最近になって、AP形成とERとの関係が示唆されるようになってきたが、AP膜に局在するERの膜タンパク質は未だに知られていない。本研究提案では、隔離膜の精製系を確立し、隔離膜に局在する膜タンパク質をプロテオーム解析により網羅的に同定することを目的とする。本研究を通じて、隔離膜を構成するタンパク質や脂質成分の起源を解明する手がかりを得たい。 隔離膜を生化学的に同定するためには、可能な限り多くのマーカータンパク質を知ることが先決である。平成27年度は、隔離膜を蓄積可能な変異体の候補が複数得られたので(Hirata and Suzuki, J. Biol. Chem. submitted)、引き続き解析を進めている。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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