公募研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
本研究はあるT-DNAを持つ形質転換シロイヌナズナ系統で観察された、ある変異が後代の大多数の個体にヘテロで伝わる現象の原因となる遺伝子を同定し、この現象がどのように出現するのかを推定することを目的に行ってきた。昨年度までのhdk変異株のマッピングの結果に基づき原因遺伝子の同定を進めるべく原因遺伝子の存在すると思われる領域の多形を同定しようと試みたが、hdk変異株はもともと変異原処理によって得られたものではないためか、変異はほとんど見つけることができず、原因遺伝子が存在すると思われる領域を詰めることができなかった。また、hdk表現型が時折出現しなくなることも観察され、もともとの分離結果の再確認などを行ったが、再現性が必ずしも十分ではなく、原因遺伝子の同定には至らなかった。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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