研究領域 | 予測と意思決定の脳内計算機構の解明による人間理解と応用 |
研究課題/領域番号 |
26120709
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 福井大学 (2015) 東京大学 (2014) |
研究代表者 |
村田 航志 福井大学, 医学部, 助教 (10631913)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
2015年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 神経科学 / 嗅結節 / 眼窩前頭皮質 / 摂食 / 意思決定 |
研究実績の概要 |
動物の摂食行動は反射的なものではなく、食物のおいしさや安全性などの報酬価値の予測にもとづいて食べるか食べないかを決定する。申請者のこれまでの実験で、腹側線条体の一領野である嗅結節は食物を探し摂食するモチベーションに関わること、また過去の経験や周囲の状況に応じてその活動性が変わることが見いだされていた。平成27年度の研究では嗅結節の機能ドメインの組織構造解析を進めた。マウスを用いた行動実験と神経活動の組織化学的解析により、食べ物に関連した匂いで餌探索行動が生じると嗅結節では前内側ドメインが活性化し、危険に関連した匂いで警戒行動が生じると嗅結節では外側ドメインが活性化した。嗅結節へ食べ物の特に匂いの情報が伝えられる主要な経路の1つが眼窩前頭皮質からの入力である。過去の経験にもとづく摂食行動の意思決定に、眼窩前頭皮質から嗅結節への神経経路がいかに関わるかを検証するため、改変型狂犬病ウイルスを用いた神経回路の逆行性標識実験を進めた。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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