研究領域 | 超低速ミュオン顕微鏡が拓く物質・生命・素粒子科学のフロンティア |
研究課題/領域番号 |
16H01693
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
鳥養 映子 山梨大学, 総合研究部, 名誉教授 (20188832)
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研究分担者 |
門野 良典 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (10194870)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 超低速ミュオン / スピン / イメージング / 情報発信 / 誘起的連携 / 有機的連携 |
研究実績の概要 |
超低速ミュオン顕微鏡によるイメージング法を確立し、多様な物理・化学・生命現象の発現機構を解明する学術領域を開拓するという本新学術領域の理念と成果を広く国内外や国民に発信するために以下の活動をおこなった。 1.連絡会議: 研究代表者、研究分担者、連携研究者、研究協力者からなる連絡会議を開催し、成果報告書を作成し、関連分野の研究者に研究成果を広報した。大強度陽子加速器施設(J-PARC)及び、物質生命科学実験施設(MLF)の事故や故障のために、平成25年5月か~平成28年2月まで長期にわたりビーム供給が止まっていた状況に鑑み、2年間のプロジェクト研究課題の延長について装置設置施設に交渉し、平成30年3月までのビーム占有が承認された。 2.公開シンポジウム等の開催:8月5日~7日に、超低速ミュオン顕微鏡お披露目及び公開シンポジウムを開催し、成果を発信した。学生、若手研究者、理論研究者らを含む約50名が参加し、超低速ミュオン顕微鏡の将来について意見交換を行った。透過型ミュオン顕微鏡、基礎物理定数研究会において超低速ミュオン顕微鏡の成果を発信し、その応用を促した。 3.国際社会・関連分野への発信:超微細相互作用国際会議(Leuven, 7月)、量子ビーム国際会議(水戸、3月)その他の国際会議において招待講演を行い、超低速ミュオン顕微鏡の開発とこれによって拓かれる界面科学の新しい分野について、関連分野の研究者に広報した。J-PARCミュオン国際評価委員会(東海、2月)において、超低速ミュオン発生を報告し国際社会から高い評価を受けるとともに、実用強度への増強に向けた方策について助言を受けた。 4.社会・国民への発信:領域ウェブや、施設見学会を通じて広く一般市民への広報を行った。小中学生向けのウェブページについては、引き続き作成中である。領域ウェブの移転に向けた準備を行った。
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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