研究領域 | 動的・多要素な生体分子ネットワークを理解するための合成生物学の基盤構築 |
研究課題/領域番号 |
16H01700
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
岡本 正宏 九州大学, 農学研究院, 教授 (40211122)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 生物・生体工学 / 生体生命情報学 / バイオテクノロジー / ゲノム / 応用微生物 |
研究実績の概要 |
(1)事後成果報告書の作成・発表 具体的な研究目標は、①細胞密度・栄養源・生産物を感知し、自ら制御を行い、物質を生産する「自律制御生産細胞」の構築、②分化誘導補助細胞が、分化状態を感知し、目的の細胞へ分化誘導する「自律制御分化補助細胞による分化誘導システム」の構築、③多数(10以上)の遺伝子から構成される人工代謝経路を構築し、目的の物質を生産する「人工代謝経路を用いた多段階反応を必要とする目的物質の生産」である。 合計24の共同研究が、計画研究、公募研究、さらには、生物、工学、情報科学の領域を超えて行われた。成果報告書は、個々の成果とともに、これらの共同研究を行うことで見えた、新しい展望を事後評価報告書としてまとめた。 事後評価としては、「本研究領域の大規模な生体分子ネットワークを設計し、情報、工学、生物学の技術基盤を統合して合成生物学を構築するという目標に向けて個々の研究において一定の重要な成果が出たことは評価される。特に、マイクロ液滴系プラットフォームの開発などは優れた成果と評価できる。個々の研究成果が優れている一方で、生体分子ネットワークを従来にない大きな規模で設計するという本研究領域の高い目標については、全体としての取組は認められるが、未達な部分が残されている。また、情報学、工学、生物学の連携による研究領域内の融合分野研究推進し、新たな領域を開拓するためには、より一層の工夫が必要であったと考えられる。」であった(A-)。 (2)単行本の出版 合成生物学の回路設計のためのツールキットに関する英語単行本をSpringerより出版する。その最終原稿を完成させた。
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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