研究領域 | シンクロ型LPSO構造の材料科学 ―次世代軽量構造材料への革新的展開― |
研究課題/領域番号 |
16H01701
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
河村 能人 熊本大学, 先進マグネシウム国際研究センター, 教授 (30250814)
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研究分担者 |
中島 英治 九州大学, 総合理工学研究院, 教授 (80180280)
相澤 一也 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 J-PARCセンター, 研究主席 (40354766)
古原 忠 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (50221560)
神山 崇 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (60194982)
大谷 博司 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (70176923)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | マグネシウム / シンクロ型LPSO相 / 高強度 / 成果公開 / 国際会議 / 格子欠陥 / 構造・機能材料 / 機械材料・材料力学 / 長周期積層構造 |
研究実績の概要 |
常識を覆すような高強度を示す合金が我が国で開発され、世界的に注目されている。この合金の強化相は、濃度変調と構造変調が同期した新奇な長周期積層型規則構造(シンクロ型LPSO 構造 “Synchronized Long-Period Stacking Ordered Structure”)を有している。この新奇な構造の原子配列構造、形成メカニズム、力学特性・強化原理を解明するために,本申請者が領域代表者となって、文部科学省科学研究費助成事業の新学術領域研究(領域提案型)「シンクロ型LPSO構造の材料科学 -次世代軽量構造材料への革新的展開-」を平成23年度~27年度に実施し、日本発の新たな学術領域を打ち立てることに成功した。その成果を広く公開するために、国内では産学官交流会「高性能Mg合金創成加工研究会」を開催する。また、平成28年12月4-7日にシンクロ型LPSO構造を有するマグネシウム合金をテーマとした国際会議である「The 3rd International Symposium on Long-Period Stacking Ordered Structure and Its Related Materials (LPSO2016)」を京都で開催した。海外7ヶ国からの16名を含めて約80名の参加者が集まり、新奇なシンクロ型LPSO相を有するマグネシウム合金の研究結果について、最新の研究成果報告と熱心な討議がなされた。参加国は、ロシア、アメリカ、ドイツ、オーストラリア、ノルウエー、中国、台湾、日本であり、国際色が高い会議であった。海外の研究者から「本国際会議は研究レベルが極めて高くて深い議論ができる稀有な国際会議であるので今後も引き続き開催してほしい」という要望が寄せられ、高く評価された。
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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