成果取りまとめ
新学術領域研究(研究領域提案型)
「生物規範工学」の成果取りまとめの目的は、生物多様性のデータベース、とりわけ分類学・自然史学の研究の対象として扱われてこなかった走査型電子顕微鏡(SEM)画像や、第4次産業革命とも言われるIoT(モノのインターネット)や3Dプリンティングによるモノつくりにおいて今後の重要性が格段に増すと考えられるX線マイクロCT画像、などを中心としたデータジャーナル機能の構築と公開を促進するために、博物館や水族館などの本務である自然史財の収集・保管・調査に加え、それらがバイオミメティクスやナノテクノロジー、環境科学など様々な分野で有効に使われることについてタックスペイアーをはじめとするステークホルダーに周知し啓蒙することにある。北海道大学総合博物館、国立科学博物館、千歳水族館、美ら海水族館、高分子学会バイオミメティクス研究会、アスクネイチャー・ジャパン、ナノテクノロジービジネス推進協議会バイオミメティクス分科会などの協力のもと、下記の活動を行うとともに、わが国におけるネットワークセンターとしてのNPO法人バイオミメティクス推進協議会を設立した。(1)アウトリーチ活動: 北海道大学総合博物館において毎月開催されるバイオミメティクス市民セミナー12回を共催。美ら海水族館における“サメ肌企画展”の企画(平成30年7月予定)。(2)学会活動: 高分子学会バイオミメティクス研究会を協賛し、国立科学博物館において開催。日本化学会第98春季年会において“ATPセッション:生態系バイオミメティクスの新潮流:持続可能な社会を支える基盤技術”を企画開催。(3)国際会議: 6th Nagoya Biomimetics International Symposiumを開催。(4)国際標準化: ISO TC266 Biomimeticsにおいてバイオミメティクス知識基盤の技術報告書とりまとめ。(5)書籍出版: 『持続可能性社会を拓く バイオミメティクス』(日本化学会編)を出版。
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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日本政策金融公庫 調査月報
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超精密
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