研究領域 | 高難度物質変換反応の開発を指向した精密制御反応場の創出 |
研究課題/領域番号 |
20H05607
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
真島 和志 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (70159143)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 精密制御反応場 / 高難度物質変換反応 / 金属錯体反応場 / 生体分子反応場 / 巨大分子反応場 / 有機合成化学 / 触媒反応 / 有機合成 / 高難度反応 |
研究開始時の研究の概要 |
本新学術領域では、触媒の高活性化、予想外な反応特異性・選択性発現、新反応の発見を次々に行い、本来困難とみなされている反応、あるいは不活性と考えられる基質の変換を目指してきた。そのための基本戦略として、反応活性点と反応に密接に関わる周辺領域を含む反応場に着目し、今まで二次的役割として軽視されがちであった反応活性点近傍の立体構造・電子状態を自在に制御し、高難度かつ有用な物質変換反応の達成を目標とし、4つの研究項目(班)を設置し、共同研究を中軸に据えて研究を展開した。
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研究実績の概要 |
新学術領域研究「高難度物質変換反応の開発を指向した精密制御反応場の創出」の研究成果の取りまとめを行った。 本領域研究の成果は、単に有機合成化学にとどまらず、有機合成を用いたものづくりをおこなっている様々な周辺研究分野に波及することが期待できることから、得られた成果を公開シンポジウムの形で社会に広く報告することを企画した。令和2年度に予定したシンポジウムは、コロナウイルスの蔓延により延期を余儀なくされ、予算の繰越により令和3年にシンポジウムを実施した。コロナ禍の影響により、オンラインによる公開シンポジウムとして実施した。 本新学術領域研究で得られた研究成果について、A01 班「高難度有用物質変換反応の開発」、A02班「精密制御金属錯体反応場の創出」、A03班「精密制御生体分子反応場の創出」、A04班「精密制御巨大分子反応場の創出」についてそれぞれ最新の研究成果を発表した。講演者は、真島和志(阪大院基礎工)、野崎京子(東大院工)、岩澤伸治(東工大院理工)、林高史(阪大院工)、西林仁昭(東大院工)、中尾佳亮(京大院工)、大木靖弘(京大化研)、藤田健一(京大院人環)、西形孝司(山口大院創成)、熊谷直哉(慶大薬)、イリエシュ ラウレアン(理研CSRS)、澤村正也(北大WPI-ICReDD/院理)、松永茂樹(北大院薬)、三宅由寛(名大院工)、神川憲(阪府大院理)、中島裕美子(産総研IRC3)、藤枝伸宇(阪府大院生命)、人見穣(同志社大院理工)、石原一彰(名大院工)、杉野目道紀(京大院工)、橋本卓也(千葉大院理)、有澤光弘(阪大院薬)。 また、対面によるシンポジウムを開催できなかったことを受け、今後の研究者相互の交流および共同研究の継続・発展に資するため、班員による研究成果や広報活動、海外との交流などをまとめて発行してきたニューズレター(50回分)を冊子にまとめ、班員に配布した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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