研究領域 | 新光合成:光エネルギー変換システムの再最適化 |
研究課題/領域番号 |
21H00463
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 基礎生物学研究所 |
研究代表者 |
皆川 純 基礎生物学研究所, 環境光生物学研究部門, 教授 (80280725)
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研究分担者 |
宗景 ゆり 関西学院大学, 生命環境学部, 准教授 (30423247)
鹿内 利治 京都大学, 理学研究科, 教授 (70273852)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 光合成 |
研究開始時の研究の概要 |
本領域は、プロトンを介した光合成電子伝達の制御機構を明らかにすることで、積極的な光エネルギーの利用と光傷害の回避の間のトレードオフを再最適化する基盤を作る新しい光合成研究を推進してきた。多くの共同研究が行われており、これまでに237報(2020年10月現在)の論文がインパクトの高い国際誌に報告され領域研究は順調に進んでいる。このような領域研究の成果を地球環境問題、食糧問題など社会的に解決が求められる問題解決に還元するため、一般の研究者をはじめ広く国民に理解していただくことを目的に本領域研究の成果をホームページと日本語冊子体として公開する。
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研究実績の概要 |
本新学術領域研究(研究領域提案型)「新光合成:光エネルギー変換システムの再最適化」では、基本を成す植物生理学、生化学、分子遺伝学に、構造生物学、電気生理学、システムバイオロジー等を融合し、集学的なアプローチにより、プロトン駆動力による光合成制御ネットワークの分子基盤を明らかにする、そして光合成システムを生育環境に再最適化するための戦略を示すことを目的とした。平成28年度から令和2年度まで研究を推進し、研究課題については当初計画通り(一部ではそれ以上)の成果を得ることができた。本研究課題(成果とりまとめ)では、得られた成果が当該研究分野や関連分野において周知され、新たな研究領域を形成する核となるべく、5年間の研究成果を総括した。個々の研究成果を学術雑誌や学会などで積極的に発表した結果、その総数は505報(重複なし436 報)に上った。また、新光合成研究のコア概念となるプロトン駆動力の最新研究について、Plant and Cell Physiology誌の特集号「Special Issue Photosynthesis and Chloroplast Regulation」(2021年7月号)を班員が中心となって編集し、広く発信した。領域成果を最終的に発信するための国際シンポジウム「International Symposium on Photosynthesis and Chloroplast Regulation」も企画したいたが、これについては、新型コロナウィルス感染継続のため開催を2022年度に延期とした。領域内の情報交換の場であるslackベースの「新光合成フォーラム」は本年度も継続し、活発な情報交換が行われた。これは領域内のコミュニケーションとともに、光合成研究領域の次世代への拡大に貢献した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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