研究領域 | 次世代物質探索のための離散幾何学 |
研究課題/領域番号 |
22H04895
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
小谷 元子 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (50230024)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2022年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 離散幾何学 / トポロジー / 材料設計 / 階層ネットワーク |
研究開始時の研究の概要 |
本領域では、A01 班(位相的な量で特徴付けられた特異な電子状態を持つトポロジカル物質を新たな概念と理論でデザイン)、A02 班(高分子材料の複雑な構造を静的/動的ネットワークとして数学的に分類・再構成し、物性との相関を解明)、A03 班(多連続多孔質な材料構造を離散曲面論や大域解析により分類・最適化し、狙った動的構造形成を実現)の各課題に情報科学(B01 班)の横串を入れて、数理・理論計算・実験の連携による次世代物質探索に努めている。
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研究実績の概要 |
予測に基づく物質・材料探索に資するため、数学、物質・材料科学の枠に収まらない新しい融合領域の創成をめざして研究推進を行った。数学と物質・材料科学ががっちりとタッグを組む世界にも例を見ない先駆的かつ野心的な研究を進めるものであり、領域がなければ生まれなかった研究の萌芽がいくつも生まれた。この成果をしっかりととりまとめ、研究コミュニティに対して情報共有と参画研究者のネットワークを維持・拡大を行った。具体的には、日本応用数理学会2022年度年会(9月)でのオープンセッション「次世代物質探索のための離散幾何解析学」の企画開催他、参画研究者による国内外での研究集会や学術雑誌において成果発表を積極的に行った。産業界への情報発信を目的とし、経団連数理活用産学連携イニシアチブ研究会において本事業の紹介を行った。本領域の代表的な成果を取りまとめた「研究成果集」を出版し研究者コミュニティに配布した。本領域の重要な成果物である数理的な手法やデータへのアクセスを提供するポータルサイトを整備しHPを通じて公開した。領域の活動で得た数理モデルに基づく、物質探索スクリーニングのモデルを構築し、予備的なデータ整備を行った。更に、2023年度以降も領域HPを維持発展できるよう長期的な措置を講じた。また領域代表者による日本語での教科書の執筆(発行に向けて査読中)をした。形成されたネットワークが終了後にも継続・拡大するように、領域OB会を結成し今後も情報共有を行えるようにした。
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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