研究領域 | 植物の力学的最適化戦略に基づくサステナブル構造システムの基盤創成 |
研究課題/領域番号 |
23H05422
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
出村 拓 奈良先端科学技術大学院大学, デジタルグリーンイノベーションセンター, 教授 (40272009)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2023年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 持続可能社会 / 国際人材交流 / アウトリーチ活動 / 理工融合研究 |
研究開始時の研究の概要 |
持続可能な社会の構築に向けて、サステナブルな生活空間の実現が世界的に希求されている。本領域では、植物科学の理工学との融合を通して、構造力学的視点から植物の最適化戦略を多角的に読み解き、さらにその成果から新たな材料や架構モデルの開発基盤を生み出すことで、真にサステナブルな構造システムの基盤を創成することを目指した。この目標達成に向けて進めてきた領域研究の成果を取りまとめることが本研究の目的であり、研究成果発信の強化、研究者ネットワークの継続、研究基盤の継続的な提供、アウトリーチ活動の定着、によって本領域の特徴である異分野融合の研究成果を研究者向け・一般向けに公開する。
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研究実績の概要 |
(1)研究成果報告書作成:令和5 年3 月まで5 年間の領域研究の成果について、領域代表が中心となり、収集・編集し、取りまとめた。また、このために、領域メンバーに対面またはオンラインでのインタビューを実施した。 (2)研究成果発信の強化:日本植物学会、日本植物生理学会、日本植物バイオテクノロジー学会、日本分子生物学会、等国内の生物科学関連学会および日本建築学会の年次大会、Plant Cell Wall Meeting 等関連国際会議、関連研究分野のシンポジウムやワークショップ、に参加し、研究発表・情報交換を行った。とくに日本建築学会におけるオーガナイズドセッションを開催することができた。この日本建築学会での領域メンバーの発表に向けた調整のために、メーリングリストを用いた情報の交換、発表内容等についての事前討論を行った。 (3)研究者ネットワークの継続:領域内の研究課題についての関連集会の開催を支援した。ホームページやメーリングリストでの関連集会開催の告知を行った。また、関連集会には領域代表が可能な限り参加することで、主要な研究成果の適切な収集に活かし、他のイベントなどと関連付けながら領域終了後の研究者ネットワークが長く継続するためのシステム作りを検討した。 (4)追加実験支援:本領域で共通機器として総括班内に設置した「マイクロX 線CT 装置」や「原子間力顕微鏡」など研究機器を研究成果の取りまとめのための利用があることから、機器の保守契約を行った。また、必要な消耗品を購入し、領域メンバーが追加実験を行うことが可能な体制を整備した。 (5)アウトリーチ活動の定着:①コロナ禍によって開催を見送った一部のイベントについて検討した。②ホームページでの一般向けの情報発信を継続するために、ホームページの維持管理を行った。
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現在までの達成度 (段落) |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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