研究領域 | ケモテクノロジーが拓くユビキチンニューフロンティア |
研究課題/領域番号 |
23H05424
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
佐伯 泰 東京大学, 医科学研究所, 教授 (80462779)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2023年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | ユビキチン / ケミカルバイオロジー / タンパク質分解誘導剤 / 人工抗体 / 翻訳後修飾 / ステープルペプチド |
研究開始時の研究の概要 |
新学術領域研究「ケモテクノロジーが拓くユビキチンニューフロンティア」では、日本をリードするユビキチン研究者と生命科学研究を志向する有機化学者が連携し、ユビキチンにフォーカスしたケモテクノロジーを共同開発し活用することで、未だ全容が不明であるユビキチンコードの動作原理解明と、ユビキチンを利用した新しい細胞機能制御技術の創出を目指し研究を推進してきた。本研究課題では、5年間の研究活動を総括し、今後のケモユビキチン研究の発展を促すために、最終シンポジウムと若手研究会を開催する。また、領域終了後の研究成果やニュースレター最終号を領域ホームページに掲載することで、本領域の研究成果を社会に向けて発信する。
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研究実績の概要 |
新学術領域研究「ケモテクノロジーが拓くユビキチンニューフロンティア」では、日本をリードするユビキチン研究者と生命科学研究を志向する有機化学者が連携し、ユビキチンにフォーカスしたケモテクノロジーを共同開発し活用することで、未だ全容が不明であるユビキチンコードの動作原理解明と、ユビキチンを利用した新しい細胞機能制御技術の創出を目指し研究を推進してきた。領域班員の有機的な連携により、標的タンパク質分解誘導剤や人工抗体を用いた新機軸のユビキチン研究が展開され、プロテアソーム経路やマイトファジー、炎症シグナル経路等におけるユビキチンコード識別分子群の実体解明や新規ユビキチンコードの発見、さらには多様な標的タンパク質の分解を誘導できる新規タンパク質分解誘導技術の開発にも成功してきた。これらの本領域の研究成果は、ユビキチン関連疾患の発症メカニズムの正確な理解とユビキチン創薬への応用展開が期待できる。本研究では、このような本領域の研究活動により得られた成果を総括し、広く発信することを目指した。当初計画通り、(1)ニュースレター最終号として、国際会議開催報告や受賞報告、研究成果発表をまとめたものを500部発行し、各研究機関や製薬企業等に配布した。(2)領域ホームページは、研究期間終了後に発表された本領域に関する研究成果やプレスリリース、会議情報等を更新するとともに、アーカイブ化することで、本研究終了後も広く情報発信することとした。(3)領域最終会議は、後継領域の学術変革(A)「タンパク質寿命」領域班会議と合同開催し、また両領域の若手研究者の発表を中心とした「若手の会」の部を設けることで、本領域の5年間の研究活動を総括するとともに、今後の日本のユビキチン研究のさらなる発展のための方策を多角的な視点から深く議論した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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