研究領域 | 海洋混合学の創設:物質循環・気候・生態系の維持と長周期変動の解明 |
研究課題/領域番号 |
15K21710
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
安田 一郎 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (80270792)
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研究分担者 |
日比谷 紀之 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80192714)
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研究期間 (年度) |
2015-11-06 – 2020-03-31
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キーワード | 鉛直混合 / 乱流 / インドネシア海域 / 台湾海域 / 海洋混合学 / 海洋生態系 / 国際共同研究 / 国際シンポジウム |
研究実績の概要 |
本領域「海洋混合学」に関連する国際的な研究動向を調査した他、長期計画を踏まえ年度ごとに研究者招聘・派遣計画を検討・決定した。本経費で実施した国際活動は、HPや年度報告書等で順次公表した。・4月にはSOLAS Open Science Conference におけるGEOTRACES関連セッションへ外国人を招聘しOMIXと国際プロジェクト間の連携を強化した・5/21-31にかけて、外国人研究者9名を招聘し共同研究の打ち合わせを行うとともに、第3回OMIX国際シンポジウム(5/23-24)及びJpGU大会における3つのセッションを開催し、研究成果の発信と国際共同研究の発展を図った。・6月には、フランスで行われたIMBeR Open Science Conferenceにおいて、OMIXセッションを実施し、招待講演を始め、研究成果を発信、研究動向を調査した。・6月に台湾東冲海域における乱流観測の実施、および、その事前準備のための打ち合わせを行った。6-7月に、ハワイ大学Chikamoto博士を招聘し、北太平洋における生態系変動メカニズムの解明と予測可能性について共同研究を実施した。・7月には、フランスAlseamer社からOrens博士を招聘し、水中グライダSeaExplorerの超音波流速計解析を共同で行った。・8月には、インドネシア海域での乱流観測を、インドネシア船を傭船することで実施し、成功した。9月にGEOTRACESと連携した国際共同研究の推進~SCOR/JOS GEOTRACESジョイントセッションに数名の海外研究者を招聘し、成果の発進と国際共同研究の促進を図った。2020年2月に米国サンデイエゴで行われた、米国AGUのOcean Scienece Meetingでセッションを立てるとともに、研究成果を多数発表し、成果の発信・情報の共有、研究動向の調査を行なった。
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備考 |
海洋混合学の創設:物質循環・気候・生態系の維持と長周期変動の解明 http://omix.aori.u-tokyo.ac.jp 国際活動 http://omix.aori.u-tokyo.ac.jp/international-activity/ 2019年度国際活動支援報告書 http://omix.aori.u-tokyo.ac.jp/international-activity/
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