研究領域 | 反応集積化が導く中分子戦略:高次生物機能分子の創製 |
研究課題/領域番号 |
15K21713
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
深瀬 浩一 大阪大学, 大学院理学研究科, 教授 (80192722)
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研究期間 (年度) |
2015-11-06 – 2023-03-31
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キーワード | 中分子 / 反応集積 / 生体機能制御 / 糖鎖 / 免疫 |
研究成果の概要 |
中分子合成を支える「反応集積化」は、医薬やファインケミカルズなどの工業的製造における新時代の合成プロセスを支える基幹技術として、大学、産業界を問わず急速に発展しつつある。本領域では、「反応集積化」を高度に発展させて、機能分子合成の飛躍的な効率化とさらには実際的な物質生産への展開を図っており、国際支援班で、国際共同研究の推進と研究ネットワークの形成を促進させ、本領域が中分子機能創製の国際的なハブ拠点となるよう支援し、国際的コミュニティにおける本領域、さらには日本のプレゼンスを大きく示してきた。
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自由記述の分野 |
生物分子化学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代社会では、環境に負荷をかけず物質変換効率を向上させるとともに、諸問題を解決する高効率機能性物質を創製する合成化学が強く求められている。本領域研究は、様々な機能性物質の合成効率を飛躍的に向上させ、将来的には医農薬などの生物機能分子製造にも大きく貢献する。このように極めて重要な研究領域において、国際共同研究を主導し、日本のプレゼンスを示すことができた。これにより、日本において、本分野がますます発展し、大きな社会貢献が期待できる。例えば、生物機能分子研究を飛躍的に進展させ、新たな医農薬開発への貢献が期待できる。
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