多元計算解剖モデルを核とした国際共同研究基盤の創成

2018 年度 研究成果報告書

• 研究領域: 医用画像に基づく計算解剖学の多元化と高度知能化診断・治療への展開
• 研究課題/領域番号: 15K21716
• 研究種目: 新学術領域研究(研究領域提案型)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 理工系
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 橋爪 誠 九州大学, 先端医療イノベーションセンター, 名誉教授 (90198664)
• 研究分担者: 森 健策 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (10293664) ; 佐藤 嘉伸 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (70243219) ; 清水 昭伸 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80262880) ; 本谷 秀堅 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60282688) ; 増谷 佳孝 広島市立大学, 情報科学研究科, 教授 (20345193) ; 仁木 登 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 非常勤講師 (80116847) ; 藤田 廣志 岐阜大学, 工学部, 特任教授・名誉教授 (10124033) ; 木戸 尚治 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (90314814) ; 正宗 英津子 (小林英津子) 東京女子医科大学, 医学部, 准教授 (20345268)
• 研究期間 (年度): 2015-11-06 – 2019-03-31
• キーワード: 多元 / 計算解剖学 / 手術ナビゲーション / 手術シュミレーション / 国際共同研究

研究成果の概要

設置した運営委員会の下、主に4つの国際活動拠点群を形成し、国際活動支援を実施した。これに基づき、国際連携多元計算解剖学の国際ネットワークを構築し、国際水準の若手育成と一流論文誌での国際共著論文発表を促進した。また、国際連携運営委員会を開催し、海外の連携拠点の主要研究者もメンバーに加わえた。中国、韓国、米国、英国、カナダ、スイスなど多くの海外の拠点施設と連携を深め、協力に国際活動を推し進めた。

自由記述の分野

複合領域

研究成果の学術的意義や社会的意義

多元計算解剖モデルによる医用画像理解は、従来の解剖学、画像診断学、外科学などの基礎・臨床医学の概念において多元化することであり、単なる画像の理解を超えた生命体としての人体の構造と活動の総合的理解につながり、医学の諸分野の発展を加速する。国際活動支援班の整備により多元的かつ膨大な画像情報を扱う研究において、情報学や数理科学、生体医工学などの関連分野の発展を促進し、大きな相乗効果が期待できる。