研究領域 | ノンコーディングRNAネオタクソノミ |
研究課題/領域番号 |
15K21720
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
廣瀬 哲郎 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 教授 (30273220)
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研究分担者 |
中川 真一 国立研究開発法人理化学研究所, 中川RNA生物学研究室, 准主任研究員 (50324679)
淺原 弘嗣 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (70294460)
泊 幸秀 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (90447368)
鈴木 勉 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20292782)
塩見 美喜子 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (20322745)
影山 裕二 神戸大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (90335480)
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研究期間 (年度) |
2015-11-06 – 2019-03-31
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キーワード | 国際活動 / 国際共同研究 |
研究実績の概要 |
27年度は国際活動支援班として活動期間が限られており、実際の活動実施よりもむしろ次年度以降に活動を活発に遂行させるための共同研究先との交渉や新たな共同研究先の模索のために活動した。その結果、次年度に向けて国際共同研究先との相互交流・若手研究者の短期滞在の計画が複数すすんでおり、次年度実施できる状況にある。また複数のノンコーディングRNAの遺伝子改変動物を海外研究者に分与し、未だ例の少ない個体レベルのノンコーディングRNAの機能解析を推進する国際共同研究の準備も複数の研究者との間で進んでおり、次年度本格的に開始できる状態にまで漕ぎ着けている。一方そんな中で、領域代表者の廣瀬は、アメリカにおけるノンコーディングRNA研究の中心的研究機関の一つであるテキサス大学サウスウェスタンメディカルセンターを訪問し、同センターの多くのノンコーディングRNA研究者と面談・議論を行い、本領域の活動内容の啓蒙を行うと同時に、国際共同研究の可能性を模索する活動を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
初年度の限られた期間内でもアメリカの関連研究機関を訪問する機会を作ることができた他、次年度以降に研究者の相互訪問の機会も含めて、複数の海外研究者との国際共同研究を遂行する体制を整備することができたため、順調に進展していると判断できる。
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今後の研究の推進方策 |
新たな国際共同研究先の開拓のために、著名な関連研究者の日本への招聘や、領域班員の海外研究機関の訪問機会を増やす努力を続けること、さらには若手研究者の海外渡航機会を増やすために領域内で若手支援の機運を高めるなどの努力を行っていく予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
初年度の実施期間が短かったため、国際共同研究先への訪問や相手研究者の招聘も含めた国際活動の調整がつかず、実際に執行する機会は1件のみであったことから、残額はすべて次年度以降に実施することになったため。
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次年度使用額の使用計画 |
国際活動支援班員各自の国際共同研究を活発化するために、共同研究先の研究者との相互訪問を積極的に執り行う。さらに新しい国際共同研究先を開拓するために、著名な関連研究者を日本に招聘し、領域活動の現状を知ってもらうと同時に、若手研究者を含めた領域班員との交流を行う機会を積極的に設ける。またこれまで総括班費によって支出していた若手国際派遣活動サポート(若手フェローシップ制度)を拡充して実施し、多くの若手研究者を国際学会に派遣して発表する機会を与える。また共同研究先に短期滞在して研究を行わせる機会を与える。
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