国際活動支援班
本年度も各国際活動支援班員が、それぞれの国際活動(国際共同研究、海外研究者の訪問、海外著名研究者の招聘など)を精力的に展開し、その結果数多くの国際共著論文の発表などの実質的な活動成果をあげることができた。代表的な活動内容は、以下の通りである。まず領域代表の廣瀬は、昨年に引き続き核内構造体の微細構造の電子顕微鏡観察、RNP相互作用解析をフランスCNRSと西オーストラリア大、イギリスのクリック研究所との共同研究を継続し、Mol Cellをはじめ5報の国際共著論文を発表した。中川は、lncRNA KOマウスを用いた機能解析研究を米国マウントサイナイ、オーガスタ大などとの共同研究で実施し、PNAS誌を含む6本の国際共著論文発表に至った。また浅原は米国スクリプス研究所との国際共同研究を継続し2報の国際共著論文を発表した。この他の班員も継続して欧米、中国との国際共同研究を継続し研究発展に努めた。一方で、領域班員及び関連若手研究者の海外研究機関への短期滞在の支援も実施し計5名を米国テキサス大学、イスラエルワイズマン研究所などの海外研究機関に派遣し、国際共同研究のより一層の推進をサポートした。この他に、本領域主催の国際ミーティング(JAJ2018)に合わせてオーストラリアのRNA研究者20名を招聘し、共同研究に関する直接的なディスカッションの場を設けることによって国際共同研究の推進を後押しした。さらに当該研究分野の海外著名研究者をコロラド大学、マックスプランク研究所、カリフォルニア大学などから招聘した。
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すべて 国際共同研究 (6件) 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 6件、 査読あり 6件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 6件、 招待講演 6件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
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