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2019 年度 研究成果報告書

非線形発振現象を基盤としたヒューマンネイチャーの理解

国際活動支援班

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研究領域非線形発振現象を基盤としたヒューマンネイチャーの理解
研究課題/領域番号 15K21731
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分基金
審査区分 複合領域
研究機関生理学研究所

研究代表者

南部 篤  生理学研究所, システム脳科学研究領域, 教授 (80180553)

研究分担者 美馬 達哉  立命館大学, 先端総合学術研究科, 教授 (20324618)
研究期間 (年度) 2015-11-06 – 2020-03-31
キーワード脳・神経 / ソフトコンピューティング / 複雑系数理 / 脳神経疾患 / 生理学
研究成果の概要

脳は様々な発振現象、とくに非線形発振現象に満ちている。本領域はそのような発振現象により、ヒトの人たる所以(ヒューマンネイチャー)や、精神神経疾患の病態、さらには治療法まで探ろうとしている。そのために(1)新たな発振現象を探索する班、(2)数理モデルを構築し解析する班、(3)介入することにより発振現象を制御する班、の3グループに分かれて活動を行なった。国際活動支援班は、これらの活動を支え、海外との共同研究を推進するため、海外からの研究員の招聘(長期、短期)、海外の研究拠点への派遣(長期、短期)を推進した

自由記述の分野

神経生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

脳が発振現象に満ちていることは周知の事実であるが、本領域により、非線形発振現象から神経活動を見直してみようという機運が新たに高まったと思う。また、精神、神経疾患の病態も神経情報の異常な流れから解釈しようというネットワーク病という考えも、根付いてきたように思う。とくに国際交流において、てんかんの病態メカニズムの詳細が明らかにされたこと、静磁場などによるヒト脳活動への介入の可能性が示されたこと、ウイルスベクターを用いたパーキンソン病などの研究が進展したなど、実際の臨床応用が期待できる。

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公開日: 2021-02-19  

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