国際活動支援班
本年度より国際支援班活動を開始し、計画されていた海外の研究者との共同研究を開始した。共同研究は順調に進行しており、既に2名の研究者が来日しており、研究者との交流および実験も開始されている。また国際支援班の活動開始にあたり、本新学術領域で行われてきた若手勉強会でベストプレゼンテーター賞を受賞した若手研究者を対象に、希望の海外学会への参加を呼びかけ、優秀な若手研究者が海外交流により新たな研究の方向を見出せる機会を提供することとし、一部の学生の海外学会への派遣を行った。プレゼンテーター賞の受賞者に加えて、新学術領域においての年度毎の優秀論文発表についての選考も行った。選考にあたっては領域で発表された全ての論文(計画班および公募班を含む)を対象とし、計画班員により投票により優秀論文を決定し、領域のホームページで発表した。この優秀論文に選ばれた論文の筆頭著者についても希望の海外学会への参加を領域から負担することとなった。
2: おおむね順調に進展している
当初予定していた計画を順調にこなしており、本年度に企画していた計画については全て終了した。
国際支援班の採択時の所見として、「具体的に挙げられている国際共同研究はマウスなどを用いた研究が多く、目的と合致していないように見受けられるため、目的との整合性を含め、再考すること。また、海外研究者の招聘に関する計画を具体化すること。」「・国際活動支援班の体制について、領域の研究項目に対応しており、各サブグループ内での情報交換、発表会などが企画されているが、国際活動支援の成果を領域全体で共有する体制についても工夫すること。」とのコメントを頂いた。前者についてはヒトもしくは霊長類の生殖細胞を対象としている研究に対してサポートを行い、海外研究者との連携や資料共有について具体的に計画を練ることで対応する。後者については領域全体で成果を共有できるように招聘研究者の若手勉強会もしくは公開シンポジウムでの発表を奨励することとする予定である。
来日を予定していた研究者が一名来年度に来日することになった。また年度途中で採択されたために、希望する学会が見つからなかった若手研究者の旅費を翌年度に利用することとした。
来日を予定していた研究者は予定をずらせて2016年度に来日することとなった。また希望学会を確定した若手研究者についても2016年度に旅費として執行する。
すべて 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (5件) 雑誌論文 (16件) (うち国際共著 16件、 査読あり 16件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)
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