| 研究領域 | 地殻ダイナミクス ー東北沖地震後の内陸変動の統一的理解ー |
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| 研究課題/領域番号 |
15K21755
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| 研究機関 | 京都大学 |
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研究代表者 |
飯尾 能久 京都大学, 防災研究所, 教授 (50159547)
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| 研究分担者 |
松澤 暢 東北大学, 理学研究科, 教授 (20190449)
鷺谷 威 名古屋大学, 減災連携研究センター, 教授 (50362299)
竹下 徹 北海道大学, 理学研究院, 教授 (30216882)
清水 以知子 京都大学, 理学研究科, 准教授 (40211966)
芝崎 文一郎 国立研究開発法人建築研究所, 国際地震工学センター, 上席研究員 (20344012)
武藤 潤 東北大学, 理学研究科, 准教授 (40545787)
岩森 光 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球内部物質循環研究分野, 分野長 (80221795)
深畑 幸俊 京都大学, 防災研究所, 准教授 (10313206)
西村 卓也 京都大学, 防災研究所, 准教授 (90370808)
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| 研究期間 (年度) |
2015-11-06 – 2020-03-31
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| キーワード | 応力 / 非弾性変形 / 断層 / 岩石変形実験 / 地殻流体 |
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| 研究実績の概要 |
派遣国際共同研究の推進や海外ネットワークの形成および若手の育成等のために、下記のような派遣や招聘を行った。長期派遣(博士)：伊東優治(カナダ地質調査所)、2018年4月～2019年2月、プレート境界における相互作用に関する研究。派遣：岡田知己准教授(VUW, GNS, ニュージーランド)、田上高広教授、宍倉 愛(学生)、小林侑生(学生)(メルボルン大学、オーストラリア)、野田博之准教授(中国国家地震局, ICCE)、野田博之准教授(ユトレヒト大学、オランダ)、渡邊 了教授(ENSパリ)、深畑幸俊准教授(リーズ大学、イギリス)、西村卓也准教授(カナダ地質調査所)、佐藤大祐(博士研究員)(カルテック、アメリカ)。岩森光教授(東京大学地震研究所)、中村仁美研究員(産総研)(ロシア科学アカデミー)。 招聘： Richard H. Sibson名誉教授(オタゴ大) 、Paul Segall教授(スタンフォード大)、Tim J. Wright教授 (リーズ大)、Sylvain Barbot教授(南カリフォルニア大)、Martha Savage(ビクトリア大、ニュージーランド)、Egil Hauksson教授 (カルテック、アメリカ)、Jianye Chen 博士(ユトレヒト大)、Lingsen Meng教授、Han Bao博士 （カリフォルニア大学ロサンゼルス校）、Sagar Masuti博士、James D P Moore博士 (南洋理工大学、シンガポール)。3名の国際的に著名な研究者を含め11名を招聘した。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
国際活動支援班は、国際共同研究の推進や海外ネットワークの形成（国際的に評価の高い海外研究者の招聘やポスドク研究者の相互派遣等）の促進を目的とする。2018年度は、長期派遣と短期の招聘により共同研究を進めるとともに、今後の発展のためのネットワークを形成出来た。また、国際的に評価の高い海外研究者多数招聘して議論することにより、若手の育成を計ることが出来た。
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| 今後の研究の推進方策 |
前年度に引き続き、関係各国に、常勤職員、ポスドク、学生の派遣を行うとともに、国際的に評価の高い海外研究者やポスドクを招聘して、国際共同研究を推進し、成果のとりまとめに資する。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
2019年3月に本領域が主催する国際研究集会を宇治市で行い、海外の著名な研究者を多数招待し議論を深めたことから、関係する本領域の研究者の派遣を延期した。また、下記に述べるように、国際研究集会における議論により浮かび上がった新たな課題等に対応するため、短期の派遣等を行い、議論や共同研究を行う必要が生じた。東北沖地震の深部の余効すべりの再現のために、この部分を構成する岩石の対応する温度圧力条件でのレオロジー特性を明らかにする実験的研究に関して、准教授をパリの高等師範学校へ派遣する。中央構造線の断層岩についての摩擦実験の追加データ取得と、熱水式回転摩擦試験機をもちいた実験についての技術的検討のために准教授をユトレヒト大へ派遣する。東北沖地震前の東北地方における地殻変動の時間変化の検証のために、助教をスタンフォード大へ派遣する。InSAR によって捉えられた地殻変動データの解析のためにポスドクをリーズ大学へ派遣する。
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