研究領域 | 稲作と中国文明-総合稲作文明学の新構築- |
研究課題/領域番号 |
15K21756
|
研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
人文・社会系
|
研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
中村 慎一 金沢大学, その他部局等, その他 (80237403)
|
研究分担者 |
細谷 葵 金沢大学, 国際文化資源学研究センター, 客員准教授 (40455233)
米田 穣 東京大学, 総合研究博物館, 教授 (30280712)
|
研究期間 (年度) |
2015-11-06 – 2023-03-31
|
キーワード | 考古学 / 良渚文化 / 稲作 / 中国文明 / 都市形成 / 新石器文化 |
研究成果の概要 |
国際学会では2年度にわたりセッションを開催した。2019年度までは海外から複数名の研究者を招聘し、国際シンポジウムや講演会を開催した。また、各分野の主要雑誌に多くの英語論文を発表し、作成過程で研究者間の調整等で大きな役割を果たした。その他「田螺山キャンプ」という日本や中国、アメリカなどのさまざまな国籍の若手研究者が一堂に会して研究を行う若手研究者育成プログラムを2016年度から2018年度に開催し、それが結果的に本領域の国際的評価につながった。 上記以外にも、研究協定の締結や調査日程の調整、研究成果報告書の刊行など、国際活動支援班が果たした役割は大きく、活動目標を十分に達成できたと言える。
|
自由記述の分野 |
考古学
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果を発信する最終年度に開催予定であった2回の国際研究集会については、開催を断念せざるを得ない状況となったが、代替措置として、頻繁にメールやオンライン会議により中国ならびに諸外国の研究者と情報交換と成果共有を進めた。それが、『河姆渡と良渚:中国稲作文明の起源』(中村・劉(編)、雄山閣、2020年12月)、日中共同研究成果報告書I『中国江南の考古学』(中村慎一(編)、中国文明起源プロジェクト刊行、2021年3月)の出版、最終年度では、日中共同研究成果報告書Ⅱ『中国新石器時代文明の探求』(中村慎一(編)、中国文明起源プロジェクトおよび六一書房、2023年3月)の出版として結実した。
|