研究分担者 |
井垣 達吏 京都大学, 生命科学研究科, 教授 (00467648)
倉永 英里奈 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (90376591)
鈴木 聡 神戸大学, 医学研究科, 教授 (10311565)
一條 秀憲 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 教授 (00242206)
石谷 太 群馬大学, 生体調節研究所, 教授 (40448428)
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研究実績の概要 |
平成30年度は、11月29日に分子生物学会にて細胞競合をトピックとしたシンポジウムを開催し、Imperial College Londonの Tristan Rodriguez博士とUniversity College LondonのGuillaume Charras博士を招聘した。さらに、2月24日から3月1日まで行われた細胞競合を冠したKeystone Symposiaにおいても多くの班員が参加し、口頭、ポスター発表を行い、研究成果を発表するとともに、国際共同研究についても積極的にディスカッションを行なった。これらの国際シンポジウムにおいて、我が国において細胞競合研究が領域班結成によって著しく進展していることを世界に向けて強く発信する貴重な場になった。 さらに平成30年度は、複数の研究グループを包含した国際共同研究を開始した。例えば、井垣班は香港科技大学のDr. Yan Yanとの共同研究を推進し、共著者として論文を発表した(Katsukawa M, Ohsawa S, Zhang L, Yan Y, Igaki T, Current Biology, 2018)。海外への派遣としては、宮地洋佑(D2)がオンタリオ癌研究所(トロント)、加藤雅子(D4)がIMBA(ウィーン)、梅津大輝(助教)がドレスデン工科大学、上地浩之がMax Plank Institute(ドイツ)に滞在するなど、多くの研究代表者や若手研究者が海外へ赴き、技術取得や共同研究の打ち合わせを行った。さらに、トロント大学のRazqallah Hakem博士、Tak Wah Mak博士、IMBA(ウィーン)のJosef Martin Penninger博士、シンガポール国立大学のYusuke Toyama博士、Institut Pasteur(パリ)のRomain Levayer博士など海外研究者を招聘し、細胞競合についての国際共同研究を推進した。
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