研究実績の概要 |
染色体の構造と機能について、その諸機能の連携と階層性を徹底的に洗い直し、機能統合体として働く仕組み(染色体オーケストレーションシステム)を理解することを目的として、当該分野での我が国の国際的優位性を堅持し、さらなる発展を図るよう研究を遂行してきた。具体的には、我が国の染色体研究の国際的なプレゼンスを高めるため、平成28年度は、本研究の評価者でもあり、共同研究を長年行ってきている、Frank Uhlmann博士(The Francis Crick Institute)、John Diffley 博士(The Francis Crick Institute)、Camilla Sjogren博士(カロリンスカ研究所)を招へいし、イギリスロンドンにて国際班会議を開催した。また国際レクチャーシリーズの開催として、Mills Jason博士(The Children’s Hospital of Philadelphia)、Symington Lorraine博士 (Columbia University Medical Center)、Rothstein Rodney博士(Columbia University)、ASBURY CHARLES博士(University of Washington School of Medicine)、Straight Aaron博士(Stanford University Department of Biochemistry)、Sjogren Camilla博士(Karolinska Institute)を招へいして講演して頂いた。また、SINGH ANNU(Indian Institute of Technology Kanpur)、Donmez Nilsu(Istanbul Tecnical University)の2名の学生の受け入れを行い、NGS技術講習会を2か月にわたって開催した。また、Frank Uhlmann博士, Camilla Sjogren博士, Franz Klein博士, Luis Aragon博士, Ian Krantz博士, Rodrigo Bermejo博士, Charles Boone博士, Ann Donaldson博士, Jan Michael Peter博士s, Susan Gasser博士, Keun Kim博士, Andreas Hochwagen博士, Sung Hee Baek博士, Jan Ellenberg博士らと昨年から引き続き共同研究を行っている。
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