研究領域 | スクラップ&ビルドによる脳機能の動的制御 |
研究課題/領域番号 |
16K21726
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
榎本 和生 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80300953)
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研究期間 (年度) |
2016-06-30 – 2021-03-31
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キーワード | 人材交流支援 / 国際シンポジウム / 国際教育プログラム |
研究実績の概要 |
本領域の国際交流支援班は、人材交流、国際シンポジウム開催、共同研究用旅費サポートなどを行い、研究領域全体の国際的ビジビリティーとアクティビティーを活性化させることを目的とする。本年度は、(1) 国際研究拠点との人材交流協定を結んだ、(2) 共同研究などで国外滞在する若手研究者を支援するためのシステムを構築した。(1) については、マックスプランク研究所(ドイツ)、上海神経科学研究所(中国)、マギル大(カナダ)、オーストラリア国立大(オーストラリア)と交渉を行い、人材交流協定を結ぶことに成功した。(2)については、研究班内に選考委員会を組織し、班内からの応募の中から10-20件程度をめどに旅費と滞在費のサポートを行う選考プロセスを確定し、具体的な専攻委員会を構築した。今後、4研究施設を中心として、大学院生および若手博士研究員の交流を積極的にサポートする予定である。 また、来年度に開始予定である国際教育プログラム(国際研究拠点として協定を結んだドイツ、中国、カナダ、オーストラリアの各研究所から、大学院生を招聘し、領域班の大学院生、若手研究者と交流させるとともに、研究技術や情報の交換を促進する)の大枠を決定し、プログラムの策定を行った。並行して、国際シンポジウムの準備を開始し、海外の著名研究者を含む組織委員会のメンバーを確定し、招待講演者についても議論を開始した。国内外から著名な研究者20-25人程度を招聘し、3-4日程度で開催する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度は予定通り、共同研究などで国外滞在する若手研究者を支援するためのシステムを構築した。また、来年度に開始予定である国際教育プログラム(国際研究拠点として協定を結んだドイツ、中国、カナダ、オーストラリアの各研究所から、大学院生を招聘し、領域班の大学院生、若手研究者と交流させるとともに、研究技術や情報の交換を促進する)の大枠を決定し、プログラムの策定を行った。
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今後の研究の推進方策 |
国際教育プログラム(国際研究拠点として協定を結んだドイツ、中国、カナダ、オーストラリアの各研究所から、大学院生を招聘し、領域班の大学院生、若手研究者と交流させるとともに、研究技術や情報の交換を促進する)を実施する。また、国際シンポジウム開催に向けて大会組織を構築し、プログラムについて議論を始める。
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次年度使用額が生じた理由 |
10人程度の国際交流サポートを計上していたが、結果的に、今年度に本プログラムを利用して渡航・招聘した若手研究者が予想よりも少なかった。来年度は国際シンポジウが予定されており、大きな出費が予想されるので、来年度へ繰越すこととなった。
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