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2022 年度 研究成果報告書

スロー地震学の国際展開

国際活動支援班

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研究領域スロー地震学
研究課題/領域番号 16K21728
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分基金
審査区分 理工系
研究機関東京大学

研究代表者

小原 一成  東京大学, 地震研究所, 教授 (40462501)

研究分担者 廣瀬 仁  神戸大学, 都市安全研究センター, 准教授 (00465965)
波多野 恭弘  大阪大学, 理学研究科, 教授 (20360414)
氏家 恒太郎  筑波大学, 生命環境系, 准教授 (40359188)
望月 公廣  東京大学, 地震研究所, 教授 (80292861)
井出 哲  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90292713)
研究期間 (年度) 2016-06-30 – 2023-03-31
キーワードスロー地震 / 低周波微動 / 超低周波地震 / スロースリップイベント / 小繰り返し地震 / 沈み込み帯
研究成果の概要

本研究領域によって、スロー地震の理解を目指した新たな分野融合連携研究体が構築され、スロー地震に関する様々な研究成果が得られたとともに、毎年開催の国際研究集会、海外押しかけワークショップ、若手研究者海外派遣、スロー地震データベース構築など、積極的に国際活動を展開し、本研究分野における我が国の国際的リーダーシップを強化した。研究成果は、Science誌7本、Nature誌2本など、高インパクトジャーナル等に合計468編の原著論文を国際査読誌にて公表した(うち国際共著論文は159編)とともに、国際学会における招待講演数は75回に及ぶなど、世界的に高い評価を得た。

自由記述の分野

地震波モニタリング・スロー地震学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究領域における分野融合研究の成果として、スロー地震は、プレート境界固着域の浅部や深部を問わず、低周波微動帯域からスロースリップイベント帯域まで広がる「超広帯域現象」であり、その発生には「不均質」及び「水」が重要な役割を果たす、という基本的理解に達した。また、スロー地震と巨大地震との関連性についていくつかの重要な知見が得られたことは、今後国が南海トラフ巨大地震の発生可能性に関する臨時情報を発出する際に必要な評価検討において、これらの知見が大きく貢献するものであると言える。

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公開日: 2024-01-30  

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