「温度センシング」と「温度応答システム」の2つの項目よりなる研究体制を組織し、「温度を基軸とした生命現象の統合的理解」を目指した。領域会議・若手の会を企画して交流・情報交換を活性化するとともに、総括班員を中心にして温度計測・制御の実験技術を提供する体制を構築することにより共同研究を強力に支援した。また、若手研究者の国際的競争力の育成とネットワーク形成を促すために、世界をリードする海外研究者などを積極的に招聘・交流する国際シンポジウムなどを開催した。さらに、公開シンポジウム開催や領域レター発行、Web上での温度生物学フォーラム立ち上げなどにより、我が国の温度生物学全体のレベルアップを図った。
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