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2019 年度 研究成果報告書

植物の成長可塑性を支える環境認識と記憶の自律分散型統御システム

総括班

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研究領域植物の成長可塑性を支える環境認識と記憶の自律分散型統御システム
研究課題/領域番号 15H05955
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関名古屋大学

研究代表者

木下 俊則  名古屋大学, 理学研究科(WPI), 教授 (50271101)

研究分担者 松林 嘉克  名古屋大学, 理学研究科, 教授 (00313974)
福田 裕穂  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任教授 (10165293)
角谷 徹仁  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (20332174)
白須 賢  国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, グループディレクター (20425630)
篠崎 和子  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30221295)
杉本 慶子  国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, チームリーダー (30455349)
松永 幸大  東京理科大学, 理工学部応用生物科学科, 教授 (40323448)
多田 安臣  名古屋大学, 遺伝子実験施設, 教授 (40552740)
鈴木 孝征  中部大学, 応用生物学部, 准教授 (50535797)
望田 啓子 (桑田啓子)  名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所, 特任助教 (70624352)
植田 美那子  名古屋大学, 理学研究科(WPI), 特任講師 (20598726)
研究期間 (年度) 2015-06-29 – 2020-03-31
キーワード植物 / 環境応答 / 局所応答 / 長距離シグナル / 環境記憶
研究成果の概要

中枢神経を持たない植物が、細胞や組織レベルで分散型の応答を行う一方、それらの情報を全身的な情報伝達系により統御する植物特有のダイナミックな環境刺激伝達機構の全体像を解明し、環境記憶がどのように植物の巧みな生存戦略を導いているのかを明らかにすることを目的とし、これまでに多くの成果(発表論文数460報)が得られ、これらの成果の多くはインパクトの高い国際誌に発表し、また新聞等の多くのメディアで取り上げられた。本領域は「局所的・自律的応答」、「長距離シグナリング」、「環境記憶」の各項目に大きく分けることができるが、これらの研究は極めて順調に進展し、項目間をつなぐような革新的な成果も得られた。

自由記述の分野

植物生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

植物は静的で受動的な環境応答に頼っていると考えられがちであるが、巧妙でかつ能動的な環境応答システムを進化させ、厳しい環境の中でも地球上最大のバイオマスを産出している。本領域では、植物科学の多様な分野の研究者が結集し、これまで個別に行ってきた研究を有機的に統合し、ダイナミックな環境応答統御システムの全体像を明らかにする。このような研究分野横断的に、かつ最先端の異分野融合技術を活用して、植物の自律分散型環境記憶統御システムの解明に取り組む。

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公開日: 2021-02-19  

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