研究領域 | スクラップ&ビルドによる脳機能の動的制御 |
研究課題/領域番号 |
16H06455
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
榎本 和生 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80300953)
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研究分担者 |
内匠 透 国立研究開発法人理化学研究所, 脳神経科学研究センター, チームリーダー (00222092)
柚崎 通介 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40365226)
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研究期間 (年度) |
2016-06-30 – 2021-03-31
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キーワード | ニューロン / 樹状突起 / 軸索 / シナプス |
研究実績の概要 |
総括班では、班内外の共同研究の推進、若手支援、研究成果の情報発信などを担っている。本年度は、まず8月20-22日に八ヶ岳において班会議を開催した。計画班員と公募班員、および各研究室の若手(学生、ポスドク、助教)が参加し、各研究グループの成果報告とともに、新たな共同研究を企画するグループワークを実施した。この取り組みをもとに生まれた共同研究が、少なくとも3件進行中である。さらに、共同研究促進のために、共同研究の活動に特化した支援金を設置し、今年度は15件の応募があり、その中から10件を選び実施した。若手支援活動としては、主に班内若手からの要望に応じて、技術講習会を行った。具体的には、九州大学の今井猛教授のオーガナイズによる脳透明化技術の講習会と、藤田衛生保険大学の宮川剛先生のオーガナイズによる脳疾患モデルマウスの作製講習会を未来館で実施した。いずれも50名以上の参加者があり、非常に盛況であった。研究成果の発信としては、班員が発表した論文リストを領域ホームページに公表するとともに、一般的なインパクトの高い論文については、簡単な解説を付けて発信するようにしている。また、班員がオーガナイズする研究会、会議、講習会、アウトリーチなどの情報も積極的に発信している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
班内外の共同研究の推進、若手支援、研究成果の情報発信、すべて順調に推移している。
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今後の研究の推進方策 |
基本的には同様の活動を継続する。
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