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2016 年度 実績報告書

脳構築における発生時計と場の連携

総括班

研究領域脳構築における発生時計と場の連携
研究課題/領域番号 16H06479
研究機関京都大学

研究代表者

影山 龍一郎  京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 教授 (80224369)

研究分担者 後藤 由季子  東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 教授 (70252525)
仲嶋 一範  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (90280734)
花嶋 かりな  国立研究開発法人理化学研究所, 多細胞システム形成研究センター, チームリーダー (80469915)
見学 美根子  京都大学, 物質-細胞統合システム拠点, 教授 (10303801)
永樂 元次  国立研究開発法人理化学研究所, 多細胞システム形成研究センター, チームリーダー (40415097)
安達 泰治  京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 教授 (40243323)
松田 知己  大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50419206)
研究期間 (年度) 2016-06-30 – 2021-03-31
キーワード神経発生 / 発生時計 / 神経幹細胞 / 細胞外環境 / 大脳構築
研究実績の概要

領域内研究推進のため、「研究項目A01:細胞内在的な時間制御機構」、「研究項目A02:細胞と場の連携による制御」、「研究項目A03:実験技術開発」の3つの研究項目を設置し、各研究項目に班長を置いた。また、総括班会議を2016年9月および2017年1月の2回開催し、各班員の進捗状況を元に活動方針を策定した。特に、2017年度には公募研究班が加わり研究代表者が一気に約30名に増えることから、有機的な共同研究や海外連携を推進するための活動方針を策定した。さらに、班員間の情報交換や共同研究を推進するため、2017年1月27~28日に沼津で領域班会議を開催した。領域班会議には、計画研究代表者8名およびそのグループの若手研究者ら合計49名が参加し、活発な討論を行った。特に、23名の若手研究者が口頭発表やポスター発表を行い、深夜まで議論を深めた。同時に、若手研究者を対象に教育講演も行った。また、技術の共有化を図るため、2017年1月20日に神戸にてES細胞分化培養講習会を開催し、15名の研究者が参加した。これらの活動がきっかけとなり、領域内ですでに多くの共同研究が立ち上がった。各研究班で実際の研究を担う若手研究者の育成と相互交流を促すため、共同研究の旅費や消耗品費を支援した。さらに、情報交換および情報発信を推進するため広報を置き、2016年9月にホームページを開設し、2017年3月にニュースレターを発行した。ホームページやニュースレターでは、8名の計画研究代表者の研究概要および領域班会議や講習会の内容を中心に活動状況を紹介した。また、海外連携を深めるため、ホームページは日本語版だけでなく、英語版も開設した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

1泊2日の泊まり込みで領域班会議を開催し、多くの若手研究者が参加して深夜まで活発な議論を繰り広げた。また、ES細胞分化培養講習会を開催し、技術の共有化を推進した。これらの活動がきっかけとなり、領域内で既に多くの共同研究が立ち上がった。また、情報交換および情報発信を推進するため広報を置き、ホームページを開設するとともに、ニュースレターを発行した。海外連携を深めるため、ホームページは日本語版だけでなく、英語版も開設した。このように、新学術領域研究の活動は順調に進展している。

今後の研究の推進方策

2017年度からは、23の公募研究班が参加予定で、領域内の情報交換や共同研究を推進するため、7月に神戸で1泊2日の泊まり込みの領域班会議を開催する。ホームページには、公募研究班の研究概要を日本語および英語で紹介する。また、技術の共有化を推進するため、ES細胞分化培養講習会を開催する。共同研究や情報発信を推進するため、若手研究者の旅費や物品費を支援するとともに、12月に東京で開催される次世代脳シンポジウムにおいて新学術領域「スクラップ&ビルド」と合同若手セミナーを開催する。さらに、海外連携を推進するために、2018年3月に海外有力研究室の若手研究者を招き、京都において海外連携若手ワークショップを開催する。このワークショップで新学術領域班の若手研究者との情報交換や議論を通じて有機的な海外連携の確立を目指す。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 科学研究費助成事業「新学術領域研究(研究領域提案型)」脳構築における発生時計と場の連携

    • URL

      http://www.time.icems.kyoto-u.ac.jp

URL: 

公開日: 2018-01-16  

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