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2020 年度 研究成果報告書

数理解析に基づく生体シグナル伝達システムの統合的理解

総括班

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研究領域数理解析に基づく生体シグナル伝達システムの統合的理解
研究課題/領域番号 16H06573
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 複合領域
研究機関東京大学

研究代表者

武川 睦寛  東京大学, 医科学研究所, 教授 (30322332)

研究分担者 鈴木 貴  大阪大学, 数理・データ科学教育研究センター, 特任教授(常勤) (40114516)
井上 純一郎  東京大学, 医科学研究所, 特任研究員 (70176428)
研究期間 (年度) 2016-06-30 – 2021-03-31
キーワードシグナル伝達 / 数理科学 / 分子生物学 / プロテオミクス / ケミカルバイオロジー / 構造生物学 / 病態医科学
研究成果の概要

本領域では、生命科学および数理科学研究者が連携して、実験と理論を融合させる事により、シグナル伝達と生命機能制御の基本原理、及びその破綻がもたらす疾患を統合的に解き明かす新たな学術分野「数理シグナル」を創出することを目的に研究を推進した。総括班では、異分野共同研究を効率よく生み出して深化させる為のシステムを構築し、実践した。具体的には、総括班会議、領域推進会議、国内/国際公開シンポジウム、若手研究交流会、若手ワークショップ、数理解析studyグループ研修会などの開催、研究相談窓口の設置、領域HP、Web討論・情報交換サイト、班員専用ページの開設、成果発信/広報/アウトリーチ活動等を実施した。

自由記述の分野

分子生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本領域研究では、数理科学研究者と生命科学研究者の異分野連携により、未知のシグナル伝達制御機構とその破綻がもたらす疾患発症機構を解明すると共に、疾患の克服に向けた応用研究へ発展させる事を目標に研究を進めた。また、生体応答を予測し、生命機能制御や疾患治療の鍵となる重要な分子や経路を抽出する新たな技術・理論の確立も目指した。その結果、新規シグナル伝達制御機構を多数同定する事に成功すると共に、生体応答の作動原理を抽出し、その理解を深化させる新たな基盤技術や理論を創出する事が出来た。また癌、感染症、神経変性疾患などに対する新規診断/治療法開発に繋がる成果が得られ、その一部は臨床試験にまで発展した。

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公開日: 2022-01-27  

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