研究領域 | マイクロ波高温非平衡加熱の研究総括 |
研究課題/領域番号 |
18070006
|
研究機関 | 核融合科学研究所 |
研究代表者 |
佐藤 元泰 核融合科学研究所, 連携研究推進センター, 教授 (60115855)
|
研究分担者 |
本島 修 核融合科学研究所, 所長 (60109056)
西 伸之 分子科学研究所, 電子構造研究系, 教授 (60013538)
萩行 正憲 大阪大学, レーザーエネルギー学研究センター, 教授 (10144429)
三宅 正司 近畿大学, 工学部, 教授 (40029286)
大峰 巌 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60146719)
|
キーワード | マイクロ波加熱 / 加熱機構 / ナノマテリアル / 非平衡 |
研究概要 |
学会・シンポジュウムの開催 平成19年12月19日〜20日、第1回公開シンポジウム「マイクロ波による物質材料の加熱と処理」を開催した。 参加人数:50名(大学等:40%、国公立研究機関30%、企業30%) 研究者の交流促進、活発な議論・情報の交換が行われ、 ・マイクロ波で「何が加熱できた」という従来の経験則から「なぜ・どうして」という新しいへ展開 ・新しい産業応用の萌芽 ・テラヘルツ・サブミリ波への周波数帯域の拡大 ・マイクロ波を酸化鉄粉末に照射することで得られるバルクなナノ結晶の創成の発見について、突っ込んだ議論が交わされた。局所熱非平衡の発現との関連、不対電子スピンとの相互作用という古典物理と量子金属物理学の境界領域の開拓へと発展してゆく道筋がつけられた意義のある会合となった。 我が国のマイクロ波領域の研究者が、本特定領域の目指す新分野への発展と軌を一にする活動の出発点になった。 総轄班会議の開催 上記シンポジュウムのサテライトとして、6月15日〜16日第3回総轄班会議、12月20日第4回をを開催した 研究会・学会への参加 本特定領域が基幹となって発足した「日本伝はエネルギー応用学会」総会を計画班A05班が中心となって仙台市で開催した。参加250名、発表件数110件。
|