総括班
フレーバー物理の研究の最近の進展と今後の展開を議論するために、2010年2目22-24日に茨城県大洗において、特定領域「フレーバー物理の新展開」研究会を開催した。URL:http://www.tsukubajp.hep.net/flavor2010/index.html研究会では、計画研究と公募研究の研究者や大学院生が過去最大の約80名参加した。K中間子、B中間子、τレプトン、トップクォーク、ニュートリノの実験と理論について、26件の発表があり、理論から実験まで幅広い話題を聞いて、議論することができた。また今回新たに、大学院生が座長を務め大学院生だけが発表する若手セッションを開いた。計17件の発表が行われ、若手を中心に活発な議論があった。これは研究者の卵としての自覚を育てるよい雰囲気となった。研究会では総括班会議も開き、計画研究間の情報交換と、今後の運営の方針についての議論を行った。また、総括班ではその他にも計画研究班の学会での成果発表、総括班の海外での調査、およびKAON2009などフレーバー物理に関連した国際会議のために、旅費等の援助を行った。
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http://osksn2.hep.sci.osaka-u.ac.jp/~taku/flavor/