総括班
総括班では計画研究班の学会での成果発表、総括班の国内外での調査、ICHEP2010国際会議での発表、本特定領域の研究会などのための旅費の援助を行った。さらにH22年度は、社会により情報を提供するため、本予算を用いてホームページを一新した。フレーバー物理の研究の最近の進展と今後の展開を議論するために特定領域「フレーバー物理の新展開」研究会を3月に予定していた。しかし、3月11日に起きた東日本巨大地震のために参加できない人が出たため、総括班の費用を繰り越して7月1-3日に三重県菰野町で開催した(URL:http://flab.phys.nagoya-u.acjp/tfukuda/HP-FLV2011/)。研究会では、計画研究と公募研究の研究者や大学院生が六十数名参加し、K中間子、B中間子、τレプトン、トップクォーク、ニュートリノの実験と理論について、35件の発表があった。このうち16件は大学院生が座長を務め、大学院生だけが発表する若手セッションとし、活発な議論があった。また研究会では総括班会議も開き、計画研究間の情報交換と、今後の運営の方針についての議論を行った。
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http://osksn2.hep.sci.osaka-u.ac.jp/~flavor/