本年は、領域最終年度であるため、その成果を一般に公表すべく、日本生体エネルギー研究会と合同で本領域の終了シンポジウムを行った。そこでは、計画代表者が5年間の成果について口頭で発表を行い、公募班員に関してもポスター発表を行った。およそ140名の参加者が訪れ、活発な議論が交わされた。それ以外にも、領域班会議を中心として、生物物理学会での企画シンポジウムや、班員による小規模研究会のサポートを行い、班員間での共同研究の推進を図った。また、総括班員と、計画班員によるビデオ会議も月に一回程度開催し、領域運営など意見交換を行った。さらに、本領域の成果をまとめて書籍やシンポジウムの形で一般に公表していくことも決まっている。 1.シンポジウム主催:2010年11月18日~20日第36回日本生体エネルギー研究会特定領域研究「革新的ナノバイオ」合同シンポジウム 企画:野地博行 2.領域会議:2010年6月24日~25日革新的ナノバイオ第5回班会議 世話人:西坂崇之、竹内昌治 3.企画シンポジウム:2010年9月21日第48回日本生物物理学会年会「バクテリアの中の分子機械と細胞システムの革新的ナノサイエンス」企画:西坂崇之、野地博行 4.研究会開催:2010年12月20日~21日第2回膜輸送体研究会企画:永井健治、野地博行、田端和仁
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