• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 自己評価報告書

セルセンサーの分子連関とモーダルシフト

総括班

  • PDF
研究領域セルセンサーの分子連関とモーダルシフト
研究課題/領域番号 18077014
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関大学共同利用機関法人自然科学研究機構(岡崎共通研究施設)

研究代表者

富永 真琴  大学共同利用機関法人自然科学研究機構(岡崎共通研究施設), 岡崎統合バイオサイエンスセンター, 教授 (90260041)

研究期間 (年度) 2006 – 2010
キーワードセルセンサー / モーダルシフト
研究概要

目的 : 細胞は、それを取り巻く環境の変化の中で、その環境情報を他のシグナルに変換し、細胞質・核や周囲の細胞に伝達することによって環境変化にダイナミックに対応している。さらに、細胞で得られた感覚情報は生物個体の生存適応に必要不可欠な個体の感覚情報へと統合される。最近、膜蛋白質のみならず、細胞質内の種々の蛋白質も細胞外環境を感知するセンサーの働きをしていることが明らかになり、これまで考えられていたよりもはるかに多くの分子が相互連関し、統合的に機能することにより細胞の感覚情報が形成されることがわかってきた。イオンチャネルをとってみても、膜輸送体としての機能だけでなく外部環境刺激を感知するセンサーとしての機能に注目が集まっている。細胞外環境情報の検出及びシグナル変換に関わる細胞感覚分子群をセルセンサーと総称し、統合的に研究を展開することを目指して特定領域研究の推進を行うものである。このような状況下において、「細胞感覚」研究に非常に貢献している研究者が共同研究を行い、また、個々の研究を効率よく推進するためにサポートを行うこと、互いのセンサー分子を理解して効率よく「細胞感覚」研究を推進するための組織作りを行うことが本研究の目的である。
計画 : (1)総括班会議及び研究会の開催 今までに集積されてきた研究成果に関する詳細な情報及び意見の交換を行うために、班会議・研究会を開催する。(2)多方面の研究分野の研究者に「細胞感覚」研究の重要性をアピールして公募研究参加者の発掘をはかり、また、研究成果や研究方針に対する評価や意見を聞くために、公開シンポジウムを開催する。(3)本領域研究のホームページを開設し、広く研究成果の周知を行うとともに評価や意見の聴取に努める。また、若手人材育、実験手技の拡大等にもつとめる。(4)成果発信、情報交換のためにニュースレターを発行する。(5)他の学会との連携を推進する。

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi