【研究】以下の技術的な研究を行った。1.画像からシンギュラリティ細胞を識別する特徴量を抽出する情報解析技術、2.ビッグデータから必要な情報を取り出す技術、3.計画班、公募班で得られたビッグデータを統合するデータプラットフォーム、4.網羅的細胞分取技術、5.超高光度化学発光型指示薬、6.蛍光・化学発光・光音響・ラマン以外のイメージングモダリティー探索、7.シンギュラリティ現象に関連する生物学的課題。 【AMATERAS開発】紹介映像の作成及び公開を行うことで、協働開発・共同研究拠点 (大阪大学先導的学際研究機構超次元ライフサイズイメージング研究部門に設置) にて既に運用しているトランススケールイメージング装置AMATERAS1号機2号機の利用を促進し、また領域内での連携による開発・研究を強化し、計測グループ、生物グループ、情報解析グループの間での研究サイクルを効果的に進めることで、シンギュラリティ現象の発掘とその解明を行った。 【領域運営】AMATERASの領域内共用の促進、またその過程で得られた実験・解析上の問題点をフィードバックして装置の改良を進め、そして領域内の連携、共同研究を強化するため領域会議をオンラインにて開催し、加えて領域内交流としてオンライン研究交流会を毎月開催した。 また領域の総括及び成果発信のためニュースレターを発行するとともに、以下のシンポジウム及び見学会を開催し、領域外共用の促進とシンギュラリティ生物学の方法論の周知をはかった。シンポジウム『脳神経疾患の解明に向けた「シンギュラリティ生物学」の新技術』、AMATERAS見学会、共催シンポジウム「シンギュラリティ生物学を導くイメージング技術」、共催シンポジウム「科学技術特異点/トランススケールイメージングが拓くシンギュラリティ生物学:生命科学研究の特異点」、「シンギュラリティ生物学」成果公表シンポジウム。
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