研究領域 | ケモテクノロジーが拓くユビキチンニューフロンティア |
研究課題/領域番号 |
18H05497
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 公益財団法人東京都医学総合研究所 |
研究代表者 |
佐伯 泰 公益財団法人東京都医学総合研究所, 基礎医科学研究分野, プロジェクトリーダー (80462779)
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研究分担者 |
内藤 幹彦 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 特任教授 (00198011)
村田 茂穂 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 教授 (20344070)
岩井 一宏 京都大学, 医学研究科, 教授 (60252459)
深井 周也 東京大学, 定量生命科学研究所, 委嘱教授 (10361792)
出水 庸介 国立医薬品食品衛生研究所, 有機化学部, 部長 (90389180)
岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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キーワード | ユビキチン / ケミカルバイオロジー / 翻訳後修飾 / タンパク質分解 / 標的タンパク質分解誘導剤 / タンパク質化学合成 |
研究成果の概要 |
本領域では、ユビキチン修飾の動作原理の全容解明とユビキチンを利用した細胞機能制御技術の創出を目的として、多様な生命科学者と有機化学者が密接に連携しユビキチン専用のケモテクノロジーを共同開発・活用する次世代型ユビキチン研究を推進した。本研究は総括班として、領域班会議の実施、異分野融合研究を促進するための研究プラットフォームの整備、若手研究者の育成、国際活動支援、広報を担当し、領域研究の推進に貢献した。
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自由記述の分野 |
生化学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
標的タンパク質分解誘導剤や人工抗体を用いた新機軸のユビキチン研究が展開され、プロテアソーム経路やマイトファジー、炎症シグナル経路等におけるユビキチンコード識別分子群の実体解明や新規ユビキチンコードの発見が相次いだ。これらの知見は、がんや神経変性疾患、炎症疾患などの発症機構解明につながる成果であり、新たな創薬標的として期待できる。また、本領域で開発されたケミカルツールはこれらの疾患の新規診断法や治療薬に資する。
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