研究領域 | 時間生成学―時を生み出すこころの仕組み |
研究課題/領域番号 |
18H05520
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
北澤 茂 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 教授 (00251231)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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キーワード | 時間生成学 |
研究実績の概要 |
(1)研究領域の運営に係る活動 ①総括班会議の開催 各年度に2回ずつ総括班会議を開催して、研究領域の運営と研究支援に関する基本方針と具体的な実施事項を決定した。総括班会議には調査官とアドバイザーの先生方にも参加していただき、領域運営に関するアドバイスを受け、改善に努めた。②領域会議の開催 各年度2回の領域会議を開催して、班員相互の情報共有と議論の場を設けて連携研究を推進した。第1回 2021年4月17日 オンライン開催 参加人数:83名;第2回 2022年2月12.13日 オンライン 参加人数:約91名 ③連携研究の推進 研究支援委員会が中心となって、複数の班を横断する連携研究を公募して、審査・採択して支援した。2021年度は4件を採択し、領域の有機的な連携の進展に貢献した。 ④若手研究者・女性研究者の支援 研究成果の発表に係る旅費を中心として、40歳未満の若手研究者ならびに女性研究者のべ8名に対する支援を行った。 ⑤研究成果の発信 優れたビジュアルデザインの領域ホームページを活用して、領域の主な研究成果を速やかに発信した。 (2)研究支援活動 ①サーバーの運用 本領域の構想の際立った特徴は、大量の言語コーパスを入力として時間順序情報を出力する人工神経回路を構築して脳のモデルとして共有・利用することにある。本年度はアクセスの混雑を緩和するためにサーバーシステムの増強を図り、利用できるGPUの枚数を倍増させた。増強したサーバーシステムを領域全体でシェアして希望者にアカウントを発行して、研究支援委員会を中心として引き続き運用した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2021年度においては、実績概要に記載した通り、国際シンポジウム以外のすべての計画事項を実行することができたため。但し、国際シンポジウムは、Covid-19流行のために次年度に繰り越し、国内の領域会議に代えて実施した。
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今後の研究の推進方策 |
今後の本活動は、基本的には当初の研究計画調書の記載内容に沿って推進する。具体的には、1) 企画実行委員会は領域会議と公開シンポジウム等、連携研究を推進するためのイベントを企画して実行する。国際活動支援の一環として、2022年度に国際シンポジウムを企画し実行する。2) 研究支援委員会はデータと人工神経回路構築のノウハウを共有するための、高性能サーバーを共有設備として準備し提供する。3) 育成委員会は若手研究者・女性研究者を育成・支援するための活動を企画して実行する。国際活動支援の一環として、若手研究者の海外派遣や招聘なども担当する。4) 広報委員会は本領域の目的と研究成果を広報して説明責任を果たし、成果を社会に還元する。
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