研究領域 | ガンマ線バーストで読み解く太古の宇宙・研究の総括 |
研究課題/領域番号 |
19047002
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
河合 誠之 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (80195031)
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研究分担者 |
太田 耕司 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50221825)
中村 卓史 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (80155837)
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キーワード | ガンマ線バースト / 最初の星 / 天体形成史 / 重元素進化 / 宇宙再電離 |
研究概要 |
ビッグバンによって生じた一様な「混沌」から銀河や星が初めて生まれる現場である太古の宇宙を、ガンマ線バースト(GRB)という宇宙で最も明るい光源を用いて解明するのが本研究領域の目的である。総括班は、X線・γ線観測班、近赤外観測班、および理論研究班の3つの計画研究の統括、公募研究班を含めた領域内の連携、および領域外研究コミュニティーとの交流と広報を任務とする。本年度は、5月9日に領域メンバー(計画研究と公募研究の研究代表者、研究分担者、研究協力者)による領域会議を実施して全計画研究の進行状況の報告と公募研究の実施計画の発表を行った(参加者34名)。11月27-29日には領域外へもよびかけて第3回領域シンポジウムを開催した(講演数49,参加者66名)。また、2010年4月に開催する国際会議"Deciphering the Ancient Universe with Gamma-Ray Burst"の準備を進めた。また、Fermi宇宙ガンマ線望遠鏡の研究協力会議、Swift衛星の5周年記念会議などに参加し、国際的なガンマ線バースト研究コミュニティーとの交流、情報交換、および協力関係を築くための小集会を行った。その他、領域メンバーが研究成果発表、情報収集、および国際協力を進めるための旅費の支援を行った。
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